最近のトイレは便座を温めたり、自動で水を流すなど、さまざまな機能が付いていますね。毎日トイレを気持ちよく使うためにも、便利な機能が付いているとうれしいですが、気になるのは電気代。ちょっとした工夫と日々の積み重ねが節電の大切なポイントとなります。本記事ではトイレの節電方法についてご紹介いたしますので、この機会にご家庭でのトイレの使用状況を確認してみましょう。
節電方法
省エネ機能を活用しよう
温水洗浄機能がある便座は、常に便座や洗浄水を温めています。設定した時間帯は機能をオフにするタイマー機能や節電・省エネモードなどがあれば、必ず活用しましょう。 また、温水洗浄機能や暖房便座を一年中利用しているのであれば、春や夏も利用する必要があるのか考えてみてください。なんとなく使っていた機能であれば、必要のないときはオフにすることで大きな節電効果が期待できます。
ふたを閉める
2022年7月の公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の新電力料金目安単価を参考にした資源エネルギー庁の調査によると、暖房便座はふたを小まめに閉めると年間で約1,000円の節約になると報告されています。ふたを開けっ放しの状態では、外気に便座が触れて冷えるので、温めるためにムダな電気を使ってしまうことに。ふたが閉まっていれば温かい空気がこもるので、節電につながります。使い終わったら必ずふたを閉めるように心がけましょう。
各温度設定を低めに
温水洗浄機能がある場合、お湯の温度を低めに設定しましょう。値上げラッシュの昨今ですが2022年7月の新電力料金目安単価をもとに算出した場合、温度設定を1段階低くするだけで、年間で約400円の電気代節約につながる可能性があります。同じように便座を温める温度も1段階低くすると、年間で約800円の節約になるでしょう。冬は厚手の便座シートを使うなど、電気を使わない工夫と併用すると効果的です。
まとめ
ご紹介したすべての節電対策をすると、年間で数千円の節約が期待できます。どれも簡単にできることですので、電気代が気になるときは、ぜひ試してみてください。他にも、トイレ自体が古くなっているのであれば新しいものに交換することもおすすめです。省エネ機能は年々進化しているので、新しい機種にすることで電気代の節約へとつながります。
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