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2022年5月12日

放置厳禁!梅雨の湿気対策をご紹介

梅雨時期の困りごとといえば湿気。家の中がジメジメとして、洗濯物も乾きにくいですよね。雨が降っていると窓を開ける機会も減り、なかなか換気ができない…と悩む方も多いかと思います。カビの発生を防ぐためにも、しっかりと梅雨の湿気対策を行いましょう。

おすすめの湿気対策

梅雨のジメジメした季節におすすめの湿気対策をご紹介します。
雨の日に実践できる方法もありますので、ぜひ参考にしてください。

換気をする

梅雨時期は雨の日が多くなりますが、だからこそ天気のよい日はできるだけ換気をしましょう。可能であれば、対角線上にある窓を2カ所以上開けて空気がしっかり通るように換気するのがおすすめです。2カ所以上の窓を開けることで空気の通り道ができるので、効率的に部屋の中の空気が循環します。

もし開けられる窓が1つしかない場合は、扇風機やサーキュレーターの出番です。扇風機やサーキュレーターの風を窓の外に向けることで、部屋の外に空気をうまく流せるようになります。

その他、換気の際に収納棚の扉を開けたり、押し入れやクローゼットの中にもサーキュレーターの風を当てれば、衣類や小物の湿気を逃がすこともできますよ。

炭を置く

炭の表面には無数の小さな穴があいていて、その穴が湿気を吸い取ってくれます。湿気と一緒に臭いも吸着するため、消臭効果も期待できます。

また、吸湿作用だけではなく、乾燥している場所では湿気を吐き出してくれる調湿作用もあるのです。

炭は特に狭い空間で作用を発揮するので、トイレや脱衣所、寝室などでの使用をおすすめします。湿気がこもりやすいクローゼットや押入れでも活躍するでしょう。 効果が薄くなってきたら、天日干しすることで再利用できます。炭の中でも特に竹炭は吸湿作用に優れているのですが、BBQなどで余った普通の炭でも効果はあるので手軽に湿気対策を行なうにはおすすめです。

エアコンの除湿モードや除湿器を活用

洗濯物を室内干ししているご家庭は、エアコンの除湿モードを活用してください。エアコンなら雨が降っていて窓を開けられないときでも使用できる上、洗濯物の乾きも早くなります。扇風機やサーキュレーターを併用するときは、エアコンの反対側に置いて上向きに風を送る方法が湿気対策には効果的です。 エアコンの他には、除湿器も梅雨時期には活躍するでしょう。広い空間の湿気対策になりますし、持ち運び可能な除湿器ならシーズンオフのときは収納することで邪魔になることもありません。

食器用洗剤で結露防止

窓についた結露を放置しているとカビが発生します。できればこまめに拭きたいところですが、毎日のように掃除するのは大変ですよね。そんなときは、食器用洗剤が役立ちます。ご家庭にある食器用洗剤(大さじ1)を水(200CC)で薄めます。それに雑巾などの布をしっかり浸して、軽く絞ってから窓の拭き掃除をしましょう。洗剤が水分をはじいてくれるので結露ができにくくなります。

まとめ

梅雨時期に悩みの種となる湿気。住空間を快適に維持するためにもぜひ実践していただきたい湿気対策をご紹介しました。今後も住まいのお役立ち情報をお届けしますので、楽しみにお待ちください。

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