キッチンのレンジフードや換気扇は、日々の料理の積み重ねで、油やホコリが頑固な汚れになってしまいます。しかし、掃除をするとなるととても大掛かりなイメージがあるため、ついつい放置してしまいがち。この記事では自分でも簡単にできるお手入れ方法をご紹介いたします。
レンジフード・換気扇のお手入れ頻度
年末の大掃除のタイミングでまとめてお手入れしている方もいらっしゃると思いますが、キッチンを使用したあとに軽く拭き取ることを習慣化しておけば、しつこい汚れになることを防げます。 長期間汚れを放置しておくとフィルターが詰まってしまい、空気の流れが悪くなったり、油が垂れてくることも。掃除頻度はメーカーにより異なりますが、1〜3か月に一度はしっかりと掃除するといいでしょう。
レンジフード・換気扇のお手入れ方法
では、お手入れは具体的にどのようにすればいいのでしょうか。準備するものと手順をご紹介いたします。
用意するもの
・ゴム手袋
・水 1リットル
・洗剤(セスキ炭酸ソーダや重曹など)
・大きめのごみ袋
・使い古した歯ブラシ
・割り箸
手順
(1)水1リットルを大きめの鍋に用意し、セスキ炭酸ソーダまたは重曹を大さじ3杯入れ、よく混ぜてから火にかけて沸騰させます。
(2)(1)の洗剤水を冷ましている間にファンやレンジフードの部品を取り外し、ごみ袋に入れます。このときシンクや浴室で行うと、万が一汚れても安心です。
(3)(1)のお湯を40〜60度くらいまで冷まします。
(4)(2)のごみ袋に冷ましたお湯を入れて1〜2時間つけ置きします。こうすることで、こびりついた汚れが落ちやすくなります。
(5)汚れを落としながら洗剤を洗い流しましょう。この際、手ごわい汚れは歯ブラシや割り箸などでこすってみましょう。
(6)水気をしっかり拭き取り、乾燥させたら完了です。
メーカーや製品によっては、袋に入らないような大きいパーツや取り外しができない部品があります。そういった箇所には、
作った洗剤水をキッチンペーパーや雑巾などに含ませて拭き掃除をしましょう。
まとめ
日々のお手入れが大切だとわかっていても、面倒でつい先送りしがちなキッチン周りのお手入れですが、年末の大掃除に向けて、ご紹介したお掃除方法をぜひお試しください。
今回ご紹介した方法はあくまでも日常のお手入れ方法です。損傷がある場合や新しい設備にリフォームしたい方は、お気軽に敷島住宅へ相談ください。