外回り｜住まいのお手入れ・部位別

油汚れは放置しておくと、ホコリが付着しきれいに汚れが落ちません。早めに洗い流しましょう｡その場合､市販の外壁洗浄剤を使用し汚れを落して下さい｡使用方法は容器に記入してある使用方法に基づいてご使用して戴くようにお願いします｡

モルタル仕上げの外壁は、温度や湿度の変化による乾燥収縮で、微細なひび割れ(ヘアクラック)が発生します。ヘアクラックを完全に防止することは不可能です。雨漏りの心配はありませんが、大きなひび割れは、そのまま放置するとモルタルの剥離が生じる場合がありますので当社まで御連絡下さい。

サイディングは､板と板との継ぎ目にコーキング(隙間を埋める充填材)を施工しています。
このコーキング材の劣化により亀裂が生じ雨漏りの原因となります。そのため修繕・修理が必要となるのですが、定期的なメンテナンスを行なっていれば、事前に不具合箇所を発見できる場合もあります。建物の老朽化を遅らせ、資産価値を高めるためにも定期的なメンテナンスをお勧めします｡参考までに外壁の色落ち・色褪せ等のメンテナンス時期は施工から10年が目安となっております。

雨樋に落ち葉やゴミが詰り雨水が溢れる事がありますので、定期的に点検しお掃除しておきましょう。梯子を使う場合は、平坦な所に置き誰かに支えてもらいましょう。また、立てかけた部分が建物を傷つけないように、その部分にタオル等を巻いて作業して下さい｡掃除の際に屋根に登る必要がある場合などは、危険ですので、費用は掛かりますが当社に御連絡下さい。

白華(はっか)とは、コンクリートやモルタルの表面部分に浮き出る白い生成物の事です。これが浮き上がる現象を白華現象(エフロレッセンス)といいます。コンクリートのごく表面で生じる現象であり、白華が生じたとしても環境上には問題なく生成物も無害で材料の強度にも問題はありません。

土中の水分等を基礎表面の仕上モルタルが吸い上げ、シミ(変色)等が起こる事もありますが自然現象の一つです。基礎の構造自体に問題はありません。また白く汚れる事もあります。白華についての項目も合わせてご参照ください。

キッチン前の外部に防臭枡があります。油カスや洗剤のカスなどが溜まり、大きな塊となって配管を詰まらせる場合もあります。使用状況にもよりますが、定期的(半年に1回程度)な掃除が必要です。油などの塊は清掃時に取り除き、お住まいの市町村の条例に基づき処分してください。細かいものはホースで勢いよく流していただいて問題ありません。

※自治体によっては設置されていない場合があります。

セメントを原料に成形された化粧スレート材(カラーベスト・コロニアル)は軽く、強く、とても耐候性に優れた屋根材です。しかし、長期間・日射・雨・風雪を受けることにより、色褪せ、塗膜の劣化、防水性能の低下といった経年変化は避けることができません。いつまでも快適な住まいを維持するために、適切な修繕計画に基づいたメンテナンスを実施することが大切です。