夏の熱中症対策としてエアコンは欠かせません。おうち時間が増えた昨今、健康のためにも無理せず利用したいエアコンですが、そこで気になるのが電気代ではないでしょうか。
ですが、使い方やちょっとした工夫でエアコンの電気代は節約することができます。
今回はエアコンの節電方法についてご紹介いたします。ぜひご参考ください。
エアコンを動かす前にできる節電方法
掃除
エアコンのフィルターは月に1~2回の頻度で掃除すると、節電効果だけではなく、エアコン内部のカビの繁殖防止にもなります。フィルターにホコリがたまり空気が通りにくいと、その分電気を使ってしまうため掃除をこまめにすると節電効果が高まります。 また、室外機も合わせてお手入れが必要です。室外機の回りには物を置かず、表面部分は水拭きして汚れを落とすだけでも、空気を取り込む効率が上がります。さらに、室外機にカバーをつけて日光が直接当たらないように工夫すると、室外機の排熱効率が上がります。
サーキュレーターを活用する
エアコンを稼働させているだけでは、冷たい空気と温かい空気がたまる場所が分かれてしまうので、エアコンが温度を下げようと必要以上に稼働してしまいます。室内の空気をしっかりと循環させるだけで、エアコンの稼働効率は上がります。 温かい空気は上に冷たい空気は下に行くので、エアコンから出る冷たい空気を室内に送るようにサーキュレーターを置くといいでしょう。エアコンに背を向けて、少し上向きに動かすことで冷たい空気がしっかり室内に行き渡り、エアコンを必要以上に稼働させずに済みます。
窓やカーテンの断熱対策を行う
断熱効果のあるカーテンに変えたり、窓に断熱シートを貼ると、外の暑さの影響を最小限にすることができます。すだれやグリーンカーテンを活用するだけでも、室内の温度は上がりにくくなります。室内の温度があまり上がらないので、エアコンの設定温度を低くする必要がなくなり節電効果が期待できます。
エアコンの使い方で意識したいこと
普段の使い方
エアコンの設定温度を1度高くするだけで、約1割の電気代節約になります。無理のない範囲で、温度を下げ過ぎないように設定してください。
一般的には、30分以上利用しない場合は、エアコンを切ったほうが節電になります。初動運転時にもっとも電気代がかかるので、近くのコンビニに行ったり、お風呂に入るなど30分程度の不在であれば、エアコンはつけたままのほうが節電効果が高まります。
また、電源を切っていてもプラグを差している限り、電気は流れているので、長期間外出する際などは、プラグを抜いておくといいでしょう。
エアコン本体について
エアコン本体が古い型だったり、お部屋のサイズに合っていないものを使うと、どうしても電気代が上がってしまいます。故障が懸念されるほどの古いものであれば、買い替えを検討してもいいかもしれません。
エアコンは年々省エネ性能が上がっています。夏も冬も使うものなので、日々の電気代を抑えることができればうれしいですね。
まとめ
室内にいても熱中症になるほど暑い夏。そんな夏を快適に過ごすのになくてはならないエアコンを、効率よく上手に使うことで節電になります。今回ご紹介した節電方法をご活用いただき、熱中症に気をつけて快適なおうち時間をお過ごしください。
今後も生活に関するお役立ち情報を発信していきます。次回の更新もぜひお楽しみに!