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2024年6月10日

手みやげにも!わが街の名物和菓子【京都】

スイーツ番長のSが、京都の和菓子をご紹介します!

さまざまなおしゃれスイーツが次々と流行しますが、今回はあえて素朴な和菓子に注目。
皆さまがお住まいの地域の銘菓を弊社の各担当者にリサーチしてみました。

老若男女に愛されるホッとする味わいのものばかり。
気軽な手みやげにもおすすめですよ♪

喜仙堂の蕨餅【山科】

●蕨餅(わらびもち)6個入り 1,700円

1軒目は山科の住宅街にある、知る人ぞ知る名店「喜仙堂」のわらびもちです。

創業は昭和41年(1966年)。
わらびもちと言っても、よくある、半透明できな粉をまぶしたものとは違うんです。
本わらび粉100%で作られた、ごく薄く、ぷるっとやわらか~い皮。
その中に、とーってもきめ細かくさらりとしたこしあんがぎっしり。
もはや芸術品です!少し小さめなことで、皮とこしあんが絶妙のバランスに。

わらびもちの本来の旬は春。
春のお茶席で使われることも多いと聞いて納得の、洗練されたわらびもちです。
購入できるのはこちらのお店のみなのですが、
午後には売り切れていることも多いので、電話で確認・予約を。

■店名
喜仙堂(きせんどう)

■住所
京都市山科区西野大手先町1-14

■交通
・JR・地下鉄・京阪「山科」駅から徒歩約11分
・地下鉄「東野」駅から徒歩約7分

■営業時間・定休日
9:30~18:00 火曜定休

■電話番号
075-581-5454

>>公式サイトなし

 幸悦庵のハムスターモナカ【山科】

●ハムスターモナカ6個入り 2,000円

2軒目も同じ山科のお店なのですが、打って変わってキュートなハムスターモナカです!
幸悦庵はお菓子問屋である青木光悦堂の直営店。

青木光悦堂は明治25年創業の老舗で、建仁寺納豆をはじめ、金平糖や、おせんべい、かりんとう等の懐かしいお菓子の卸・販売をされています。

ハムスターモナカはデザインチーム「企画デザイン2時」とのコラボ商品なんです。
老舗の新たな挑戦といったところでしょうか。

パッケージも可愛いので、女子へのギフトにもピッタリです!
今回私は、
・ハムスターモナカ 6個入り(つぶ餡) 2,000円(写真右)
・ハムスターモナカ紅白 2個入り(つぶ餡)  860円(写真左上)
・ハムスターモナカ抹茶 2個入り(抹茶餡)  860円(写真左下)
を購入。これら以外にチョコ餡もあります。

もなかの皮と餡、ナッツが入っています(紅白は干菓子)。
何より心惹かれるのが、可愛らしいハムスターの形。小さな足やしっぽも表現されているんです!

そして、食べてビックリ。味わいは本格派の美味しさでした。
皮はパリッパリで香ばしく、あずき餡は甘さひかえめのあっさりとした味わい。

北海道十勝産の小豆を使用しているとのことです。
ナッツをお腹に乗せると可愛さ倍増!

皮も餡も個包装になっていますので、職場などへの差し入れにも重宝しそうですね。
オンラインショップでも購入可能です。

■店名
幸悦庵(こうえつあん) 青木光悦堂直営店

■住所
京都市山科区大宅御所田町30ー3

■交通
・JR・地下鉄・京阪「山科」駅から徒歩約11分
・地下鉄「椥辻」駅から徒歩約20分
・駐車場あり

■営業時間・定休日
10:00~15:00 土日祝定休、年末年始なども休み

■電話番号
075-592-8773

>>公式サイト・オンラインショップはこちらから
https://aokikouetudou.com

総本家大茶萬の茶だんご【宇治】

●茶だんご 5本入り 513円/16本入り 1,642円

宇治を代表する和菓子と言えば茶だんご。
個人的に抹茶味が大好きで、子どもの頃よく食べた思い出があります。

数十年前から宇治の名物として定着していたんだなとあらためて実感。
総本家大茶萬は大正8年創業。宇治で茶だんごをはじめて作ったまさに元祖のお店です。

今回はオンラインショップから注文してみました。
冷凍で届くのですが、電子レンジで温めるともっちりとした食感と、
香り高いお茶の味わいが楽しめます。

とにかく抹茶の味が濃い!
抹茶は、京都府産の石臼挽き抹茶を茶だんごのためだけに調合したものを使用しているそう。

そして、もっちり感のヒミツは米粉とおだんごに含まれる水分量なのですが、この水分が抹茶の風味の大敵なのだとか。

ただ、このお店では保存料などの添加物は一切使用していないため、
賞味期限は製造からわずか2日(冷凍の場合でも製造日を含む14日間)とされています。

元祖ならではのこだわりが小さなおだんごにギュッと詰まっているわけですね。

■店名
総本家大茶萬

■住所
京都府宇治市宇治妙楽160-13

■交通
・JR奈良線「宇治駅」徒歩約5分
・京阪宇治線「宇治駅」徒歩約15分

■営業時間・定休日
10:00~18:00 月曜・火曜定休

■電話番号
0774-21-2377

>>公式サイトはこちらから
https://ochaman.com

>>オンラインショップはこちらから
https://shop.ochaman.com/

京菓子司 松楽の京の彩り『京おはぎ』【松尾大社】

●京の彩り『京おはぎ』  一つ 320円(税込)

今回、京都の和菓子に注目するうえで、
・人気だけど、知る人ぞ知る的な面もある
・どこででも買えるわけではない限定感
をポイントに選んだのですが、その点でどうしてもご紹介したかったのがこちら。

松尾大社近く、昭和43年(1968年)創業の京菓子司 松楽のおはぎです。
なんと12種類ものバリエーションがあり、手みやげにすれば歓声が上がりそうですよね。

定番のおはぎとしては、
大納言粒餡(粒あん)、こし餡(黒こし餡)、きなこ、黒ごま、さくら(桜餅)。

変わり種として、つくね芋餡、さつま芋餡、カボチャ餡、えんどう豆餡、抹茶餡、むらさき芋餡、紫蘇があります。

個人的には白くてやさしい味わいのつくね芋餡、さっぱりとした紫蘇が好みでした♪
生地のもち米にヨモギが混ぜ込まれていて、和栗が入っているのもちょっとしたサプライズ。

購入は原則的にこちらの店頭のみ。
お昼には売り切れることも多いため、電話で確認、予約がおすすめです。

■店名
京菓子司 松楽

■住所
京都市西京区嵐山宮ノ前町23-3

■交通
・阪急「松尾大社」駅から徒歩約5分
改札を抜け大鳥居をくぐり、左折、用水路沿い30m山側

■営業時間・定休日
9:00~18:00 水曜定休

■電話番号
075-871-8401

>>公式サイトはこちらから
http://kyoto-shoraku.com/

美玉屋の黒みつだんご【下鴨】

●黒みつ団子 10本入り 1,296円

普段のおやつにおすすめのおだんごなら、こちらも外せません!
下鴨にある美玉屋の黒みつ団子は、和菓子好きな方には有名な人気商品。

葛で固めたぷるんとした黒みつをまとったお団子にきなこがたっぷり。
買ってすぐ食べるときなこがサラッとしているのですが、
少し時間が経つと黒みつとなじんでしっとりしてきて、二度美味しいのも魅力です。

お団子が、一般的なみたらし団子に比べて、ふわっとやわらかいので何本でも
いけてしまうんですよね。

きなこまみれ(笑)なので、開ける時は要注意です!

基本的にはこちらの店頭での購入になりますが、京都市内および東京都内の百貨店などでも、定期的に限定販売されています。

いずれも売り切れ必至のため、購入は早めの時間がおすすめ。

■店名
美玉屋

■住所
京都市左京区下鴨東本町18-1

■交通
・地下鉄「松ヶ崎」駅から徒歩約15分
・市バス「下鴨東本町」からすぐ

■営業時間・定休日
9:30~18:00 火曜定休

■電話
075-721-8740

>>公式サイトなし

双鳩堂の鳩もち【修学院】

●鳩もち 1個140円

最後は、岩倉にある三宅八幡宮の門前菓子の鳩餅です。
米粉を蒸したシンコの生地は、甘いものが食べたいけれど、ずっしりあんこが入っているものは重いなぁという時にもピッタリ。

三宅八幡宮は子供を病から守る虫封じの神様なので、お子さんも食べやすいやさしい味わいです。

かわいらしい鳩の形は、三宅八幡宮の神様の使いである鳩をかたどったもので、白、ニッキ、抹茶の3種類があります。

こちらの本店以外では、双鳩堂二条店、双鳩堂詩仙堂茶店、京都ポルタで購入可能。
本店では若き四代目が手掛ける、「飲むわらび餅」など新しいスイーツも楽しめますよ!

■店名
双鳩堂(そうきゅうどう)

■住所
京都市左京区山端川端町11

■交通
・叡山電鉄「修学院」駅​からすぐ

■営業時間・定休日
9:00~19:00 水曜定休

■電話
075-781-5262

>>公式サイトはこちらから
https://www.instagram.com/sokyudo

まとめ

いかがでしたか?

京都には美味しい和菓子が無数にありますが、今回はちょっと通なセレクトをしてみました。
各地域で、地元の方々に愛されてきた和菓子。

手みやげや差し入れを持って行く時、「近所で評判の美味しいお菓子」はそれだけで価値があるのではないでしょうか。

全国展開の有名なものや、今流行りのスイーツにはない、オリジナルな魅力がありますよね。
地元の方はもちろん、遠方の方も、初夏のお出かけの際にぜひ味わってみてください。

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