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2024年8月19日

ハーブを室内の水耕栽培で育てて料理に活用!

料理好きの私Mが、室内でハーブの水耕栽培に挑戦!
今回は、夏に出番の多いバジルを中心に育ててみました。

毎回購入すると、高かったり余らせたりすることが多いハーブ。
自宅で栽培すれば、必要な時に必要な分だけ使えて便利ですよ。

今回はドリンクカップを使って、窓辺で水耕栽培する方法をご紹介していきます!
そして、種や苗からではなく、より手軽にスーパーで購入したハーブから育ててみました。

この夏、ぜひお子さまと一緒にぜひチャレンジしてみてください!

水耕栽培はメリットがいっぱい!

今回のお目当てのひとつがバジル。
「夏に美味しいカプレーゼをもっと気軽に作りたい!」と思ったのがきっかけです。
バジルはモッツァレラチーズ、旬のトマトとともに、カプレーゼに欠かせないハーブ。
でも、毎回購入すると高いですし、使い切れず鮮度が落ちてしまうこともありますよね。

昨年は庭で栽培したのですが、虫に食われて穴が開き、酷暑でしおれて失敗に終わってしまいました。
そこで、注目したのが室内での水耕栽培。実はメリットが色々あるんです。

■室内での水耕栽培のメリット

●バジルに関しては、湿度を好むため性質に適している
●ハーブ類は比較的強いため管理が簡単、水に挿しておくだけで根が出てきて成長する
●成長した茎を使って株を増やせば、長期間収穫できる
●暑さや寒さの影響を受けにくく、温度も安定しているため管理しやすく、収穫期間も長い
●土を使わないため清潔
●病害虫のリスクも少ない
●窓辺に緑の彩りができて爽やか
●外に出なくても、必要な分だけすぐに収穫できる

準備するもの

今回はドリンクカップを使用。
ドリンクカップはカップとフタの部分が、それぞれ機能を果たしてくれるんです。
スポンジは茎を固定するために使います。やわらかめのものがおすすめ。

ドリンクカップがない場合は、ペットボトルでも代用できます。

上から7~8cmのところで切って、フタの方を逆さにして苗をセットします。

ただしペットボトルは意外と強度があり、切るのがちょっと大変。
また、切り口が鋭いので、お子さんやペットがいるご家庭は注意してくださいね。

そして、粘土を高温で焼いて発泡させたボール状の石、ハイドロボールを使います。
人工の土で無機質なので、基本的に無菌で清潔。室内での栽培に適しています。

成長し始めてから使用する肥料です。
こちらは固形なので、少量ずつくだいて水に混ぜます。
今回は実際に食べるものなので野菜用の肥料を準備しました。
野菜用の液体肥料があればベストです!

手順は簡単です!

まず、スポンジをドリンクカップのフタの穴のサイズより少し大きめにカットします。
さらに、切れ目を入れて、適当な長さに切った茎を挟みます。

次に、フタをアルミホイルで包みます。
これは下のカップの中に光が入り過ぎるのを防ぐためです。
部屋の中にそれほど強い日差しが入らない場合は省略してもOKです。

カップの中に水を入れ、茎の先端が水に浸かるように調節します。
水に浸かる部分に葉っぱが残っていたら、水が痛みますので取り除いておきましょう。

これで準備完了。根が出てくるのを待ちます。

今回はバシルの他に、イタリアンパセリ、ローズマリー、あさつきをセットしました。
あさつきは根が付いた状態で売られていたので、すでに根は出ています。
ネギと同じで、切り口から上に伸びていくのを待ちます。

20日程で育ってきました!

バジルは1週間ほどで根が伸び始めた時点でハイドロボールを入れました。
水に肥料も混ぜていきます。

20日ほどで上の写真のような状態になりました!
ハイドロボールがある方が大きく成長した時に安定します。

早めに収穫してしまう場合はなくてもOKです。

こちらは数カ月栽培されている例です。
茎がかなりしっかりしていますね。
たくさん収穫してバジルペーストができそうです!

あさつきも少しずつですが、切り口から新しい芽が伸びてきています。
40日ぐらい経つと、かなり旺盛に茂ってくるようなので、どんどん料理に使えそうです。

そうめんの薬味にしたり、卵焼きに混ぜたりしてみたいなぁと企んでおります。
残念ながらイタリアンパセリは、室内でもこの暑さでしおれてしまいました。

ローズマリーも20日経って時点で根が出てこず。
もう少し涼しい季節が向いているようでした。

再生野菜ならさらに手軽!

みなさん再生野菜ってご存じでしょうか?こちらは小松菜の再生野菜です。
買ってきてある程度消費した野菜などの株元を水耕栽培することで、もう一度収穫する方法です。

豆苗が一番一般的かもしれません。すべてカットした後に、意外とたくさん生えてきますよね。

今回のあさつきも同じ要領です。
小松菜などは元の大きさにするのは難しそうですが、お味噌汁の具やサラダの彩りにはちょうど
いい感じ。検索するとたくさん出てきますので、植物の成長を楽しんでいる方が結構多いようです。

こちらは大根の葉っぱ。 これぐらいあれば、お弁当用に塩ゆでしたものを刻んで
菜飯のおにぎりができそう。

サニーレタスを再生している方もおられます!
サラダの彩りやお弁当のバランに使うなど、育てながら収穫すれば便利ですね。

人参葉も可愛らしいですね♪
お子さんでも簡単にできて、毎日楽しく観察できそうです。

切り花を一本ずつ生ける試験管型の花器を使う方法もあります。
なんだかおしゃれ、そしてもはや実験気分!?

種から育てたい場合も、初めからスポンジにまくと植え替えの手間いらずで便利ですよ。
間引きしない前提で多めにまいておくといいでしょう。

水耕栽培できる野菜は他にも結構たくさんあります。
青じそやニラ、ネギなどの薬味類や、ミニトマトなどもおすすめ。
少量ずつ使うものが適しています。

まとめ

いかがでしたか?

今回は室内でできるハーブの水耕栽培をご紹介しました。
再生野菜も含めて、成長を見守る楽しみがあり、植物の生命力を感じます。

「買って食べるもの」という固定観念を持ちがちですが、色々な野菜で試してみたいですね。

植物の観察という意味では、お子さんと一緒に栽培するのも学びになりそう。
物価高も気になる昨今、ぜひ楽しく、気軽にトライしてみてください!

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