住まいお手入れ情報

MAINTENANCE

2022年12月6日

これで長持ち!ウッドデッキの素材別のお手入れポイント!

ご夫婦で過ごすリラックスタイムやお子様との遊び時間が楽しくなるお庭のウッドデッキ。きれいを長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要ですが、素材によって必要なお手入れは異なります。日ごろのケア方法やトラブル時の対処法をご紹介いたします。

天然木

天然木のウッドデッキは経年劣化がありますが、その分素材ならではの風合いや色の変化を楽しむこともできます。

定期的なお手入れ

基本的なお手入れは、掃き掃除と保護剤の塗装です。掃き掃除は、表面のほこりや汚れに気付いたら、ほうきやデッキブラシで掃除しましょう。また、天然木は水分が大敵。ウッドデッキの上にビニールプールや家具などを置くときは、水分が長時間木に触れないように気を付けましょう。時々、家具の配置を変えて木が呼吸できるようにしてください。

保護剤を塗るのは、1~2年に1回。しっかり塗装していれば、シロアリなどの害虫被害を防ぐことが可能です。塗装は雨が降らずに充分乾燥させることができる時期に行いましょう。ウッドデッキ用の塗料でも代用でき、ホームセンターで購入できます。

被害にあったら

ささくれや表面に傷がついた場合は、サンドペーパーでこすってきれいにしましょう。ただし、塗装も剥がれてしまうので、その場合は必ず塗り直してください。

そして天然木には、キノコや苔が生えることも。そんなときは、まずキノコや苔をできる限り取り除いたあと、次亜塩素酸ナトリウムや塩素系洗剤で除菌します。使用できる除菌スプレーは木の素材や状態によって異なるので、製品情報をよく確認してから使うようにしてください。

変形してしまったら

多少の変形は、釘を打ち直して対応できますが、状態がひどい場合は一部分を新しい素材に交換しましょう。もし、木の断面に亀裂がある場合は、木が乾燥しすぎている可能性があります。そんなときは、保護剤をハケに含ませて隙間を埋めるように塗りこんでみてください。これを繰り返すと隙間部分が薄くなり木が元の状態に近くなっていきます。

人工木

樹脂と木粉を混ぜ合わせて作った人工木のウッドデッキは、天然素材の風合いに近いものを感じられますが、丈夫で湿気に強く塗装などは必要ありません。お手入れが格段にラクなことも特徴の一つです。

定期的なお手入れ

人工木の基本的なお掃除は水洗いのみです。汚れてしまったら必ずすぐに掃除してください。BBQなどを楽しんだときは、翌日中には水とブラシでこすり洗いをするといいでしょう。汚れを放置するとシミになってしまいます。水洗いで落ちないシミができた場合は、サンドペーパーで優しく削り取ってください。また油汚れは、熱湯や中性洗剤をかけてお掃除すると効果的です。 人工木の場合は、シロアリ被害や変形といったトラブルは発生しにくいです。腐食もほとんどないため、特別なお手入れの必要はありません。

まとめ

ウッドデッキは憩いや遊びのスペースとして最適で、おうち時間がさらに豊かになります。基本のお手入れはとても簡単ですし、汚れをためないことを意識していただくだけで、寿命はぐっと延びます。素材別の適切なお手入れをして、ウッドデッキを長くお使いください。

今後も生活に関するお役立ち情報を発信していきます。次回の更新もぜひお楽しみに!

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