敷島住宅は愛されて60周年。
夏になると注意が必要な熱中症ですが、熱中症にかかるのは人だけではありません。
実はペットも熱中症になることがあるのです。ペットは人と違い症状を自ら伝えることができないため、飼い主が症状を見逃してしまうと重症化してしまうことも。今回は、ペットの熱中症についてご紹介いたします。
ペットも熱中症になるの？
熱中症は、猫よりも犬のほうがかかりやすいといわれています。また、犬種によって違いはありますが、鼻が短い犬種のほうが熱中症にかかりやすいとされているので、より注意が必要です。鼻が短い犬種は口の中が狭く、器官までの道のりが短いので熱を逃がしにくいのが原因とされています。 ペットが熱中症になると最悪の場合、死に至ることも。すぐに帰るから大丈夫だろうと判断せず、少しの時間の外出でもお留守番の環境を整えてあげましょう。
ペットの熱中症対策におすすめのグッズ
ペット用の熱中症対策グッズをご紹介いたします。外出するときの熱中症対策や、お留守番時のエアコンと併用してご活用ください。
冷感ウエア
日光が被毛に直接当たると熱が逃げにくく、熱中症になる危険性が高まってしまいます。
そこでおすすめなのが、散歩や外出のときにも便利で、日よけ機能もついた冷感素材のウエアです。水で濡らして軽く絞ると気化熱でひんやりするので、長時間のお出かけにも便利です。また、着たまま霧吹きで水をかけてあげるとひんやり効果が持続します。
洋服が苦手なペットもいるかと思いますが、できれば暑い時期の外出にはウエアを着せるか、日光が直接当たらないようにしてあげると熱中症を防げます。
クールマット
ペット用のマットで、中に保冷剤が入っているものや、電気で温度管理できるもの、大理石・天然石・アルミ素材など冷感素材でできているものなどさまざまなタイプがあります。ケージの中に入れてあげるだけでも設置個所はしっかり冷える上、エアコンや扇風機などと併用するとひんやり感が持続します。
経口補水液
ペット用の経口補水液も熱中症対策としておすすめです。水だけでは水分補給が充分にできない場合や緊急時でも、味がついているためすぐに飲んでくれることもあります。 ペットボトルに入っているものなら、そのまま飲ませることができるので、外出時に携帯するのに便利です。粉末状で水に溶かすタイプや、ゼリー状のものなど種類もさまざま。年々外気温は上昇しているので、屋外で長時間過ごすときは念のため持っておきましょう。
プール
熱中症の緊急処置として全身を水で冷やす方法もあります。プールに入ると全身が水に浸かるので、一気にクールダウンできます。お庭やベランダで使えるペット用プールを、熱中症対策に使ってみるのはいかがでしょうか。水遊びだけではなく、シャンプーをする際やボールプールとしても使えます。
夏場の日中の散歩はペットにも人にも危険です。ですが、思い切り遊ぶことができない日が続くとペットにはストレスがたまってしまうかもしれません。そんなとき、ご自宅でプール遊びができれば、お互いに安心して楽しめるでしょう。
まとめ
夏は外出時だけではなく、家の中でも熱中症になるリスクを伴います。それはペットも同じです。意思疎通が難しい分、重症化してしまう可能性もありますし、熱中症だとすぐに気付けない場合もあります。人もペットも熱中症対策をしっかりして、楽しい夏を過ごしましょう。 今後も生活に関するお役立ち情報を発信していきます。次回の更新もぜひお楽しみに！
