お部屋に生花を飾ると一気に彩りが増して、素敵な雰囲気になります。生花をより長く楽しむにはドライフラワーがおすすめです。最近では専門店もできるほど人気のドライフラワーですが、実は自宅で簡単に作ることができるのをご存知でしょうか。春は1年で1番たくさんの種類のお花が咲く時期です。お気に入りのお花があればチャレンジしてみてください。
ドライフラワーの作り方
ドライフラワーの作り方や向いているお花をご紹介いたします。どれも特別な器具や手法はありませんので、ドライフラワーにしたいお花が複数ある場合はそれぞれに合った方法を試してみてくださいね。
ハンギング法
お花の部分を下にしてつるすだけの方法です。
まず、水に浸かっていた部分は切り落とし、葉や茎の長さもお好みで調整してください。葉の重なる部分や傷んだ花びらなどは取り除いておくと、仕上がりがきれいになります。
次に、輪ゴムやひもでまとめて、逆さにつるしてください。風通しがよくて直接太陽光が当たらない場所がおすすめです。1本ずつつるしても束でつるしてもかまいませんが、空気がしっかり通るようにしてください。
ドライフラワーが完成するまでの日数はお花の種類や天候により異なりますが、大体1〜2週間程度が目安です。お花の色が濃くなり、触るとカサカサと音がする程度に乾燥したらでき上がりです。
おすすめのお花:ラベンダー・かすみ草・バラ
ドライインウォーター法
少量の水を入れた容器に花を挿し、室内の風通しのいい場所に飾ります。そのまま1〜2週間程度放置して完成です。
ゆっくりと時間をかけて乾燥させることで、本来の形をきれいに保ってくれます。
おすすめのお花:アジサイ・ミモザ・かすみ草
シリカゲル法
茎を切り取り、お花の部分だけを使用します。ドライフラワー用のシリカゲル(乾燥剤)を入れた密閉容器の中に、お花を完全に埋めます。約1週間放置して完成です。
花びらの状態でもこの方法なら色鮮やかなままドライフラワーにできます。
おすすめの花:形が特徴的な花・バラ・カーネーション
ドライヤーで簡単に
紙袋の底に、お花が下に向くようにして入れます。ドライヤーの風が直接お花に当たらないよう注意しながら、紙袋の中にドライヤーの風を送ります。風量は弱めにして5〜10分当て続けます。
その後、花が下を向くようにしてつるし、24時間以上放置したら完成です。
おすすめのお花:色を鮮やかに残したい花・ガーベラ
まとめ
ドライフラワーはお部屋のインテリアにもなりますし、贈り物をするときのお手紙やラッピングに添えるのも素敵です。しっかり乾燥させる、風通しのいい場所で行う、などのポイントを押さえておけば難しくはありません。
今後も生活に関するお役立ち情報を発信していきます。次回の更新もぜひお楽しみに!