住まいのお手入れ・部位別
芝生のお手入れ
芝刈り
芝刈りの頻度
頻度は月に3~4回が目安です。気象や土など条件によって生育が違うので、必ずしもこの限りではありませんが、定期的に刈ることが大切です。
芝の長さ
芝の長さは、根元まで日があたるよう、2cmくらいに刈り込みます。また、長くなった芝を一気に短く刈ってしまうと負担がかかり、芝を弱め、葉っぱが黄色くなる原因になります。
道具
カマや芝刈りばさみで刈り込みます。最近は1万円以内で電動の芝刈り機も販売されています。
水やり
水やりはたっぷりと
基本的に水やりはたっぷりとやってください。特に暑い夏の間はたくさん水を与えます。水不足になると葉の緑色は失われ、黄色になり、やがて枯れてしまいます。
水やりの頻度
春には3日に一度ぐらい、夏には2日に一度ぐらいです。乾燥した地域やとても暑い地域は毎日水やりをします。場所や日当たり、風通しによって芝の乾き具合が違いますので、お庭の条件によって水やりの頻度を調整します。芝の状態を見て水が足りないようでしたら頻度を増やします。
水やりの時間
日中の暑いときの水やりは避けます。日中に気温が上がってからの水やりは芝生が蒸れて負担がかかります。一番良いのは、朝晩、出来れば日の出前、日の入り後です。たっぷりと、むらなく水をあげるのがポイントです。
水やりの方法
ホースからシャワー状に水まきをします。表面が濡れる程度の散水では、水が地面深くまで染みこまず、芝生がすぐに乾いてしまいます。
植木のお手入れ
水のやり方
勢いよく水を注ぐと、土の表面だけが濡れるだけなのでシャワー状でゆっくりと植木の根まで浸透する様に水を注ぎます。
肥料のやり方
- ●冬に施す肥料…寒肥 (油粕、鶏フン、堆肥等有機肥料)
落葉果樹類では1年間に与える養分の大部分を休眠期である冬に与えます。植木の幹より30cm程離れた所に、直径5~10mm、深さ20cm程度の穴を5~7ヶ所、鉄棒などであけその中に肥料を入れます。入れた後は穴に土を被せておきます。
※寒肥を施すのが3月にずれ込んだ場合、気温が上がりガスが発生しやすいので肥料をやった後は、穴に土を被せずにそのままにしておきます。寒肥は遅くとも3月上旬迄に行なってください。 - ●追肥(化学肥料)
落花時、新芽が出揃った時期に全体的に弱っていると見受けられる場合、追肥を行ないます。幹より30cmほど離れた土の表面に肥料を撒いてください。
病虫害対策
- ●害虫
虫の多くは基本的に肉眼で発見できるので、発見次第、園芸用殺虫剤を散布します。また、幹の下部に木の木屑等を発見した場合、幹の中に虫が入っていますので、細いノズルの付いたスプレー缶で園芸用殺虫剤を散布します。 - ●病気
病気の場合は、肉眼で葉の色の変化・斑点、花の色の変化を注意深く観察し、変化に応じて殺菌剤を散布してください。またあらかじめ予防薬を散布しておくのも有効です。