こんにちは、注文住宅部インテリアコーディネーターの吉川です。
インテリアなら何でも大好き…特に壁紙やカーテン・家具のお打ち合わせの際は、テンション上がります。
ご決定された間取り図を眺めて、、、
自分が一度その住まいで暮らしてみる。色々空想するのも仕事の醍醐味ですね。
さて今回は、外装メーカーさんの「外観コーディネートセミナー」に参加してきた時のお話をしたいと思います。
コロナ禍明けのセミナーでしたが、やはり様々な業種の方々と顔を合わせて、
新しいことをインプットするって素敵なことだなって再認識いたしました。
勉強になったこと、皆さんにお伝えしたいこと、たくさんあるのですが、
今回はできるだけ参考にしてもらえるように「外壁材の貼り分け方法とその使用品番」について
明記したいなと思います。
外壁材って種類がたくさんあるし、どう組み合わせたらいいのか分からない~
と悩まれる方多いのですが、
外観テイストは、「屋根の形状」と「開口部(窓)のデザイン」
でほぼ決まってくるんです!
上記写真を観察していただくと見えてくるのですが、
洋風・和風・スタイリッシュ系に選別され、屋根と窓、それから外壁の貼り分け方に特徴があります。
さらに「外観を魅力的に見せるコツ」は、
組み合わせる外壁材の「比率」にかかっています。
貼り分け方法は、①上下 ②縦横 ②前後の3つに分類されるのですが、
和風に見せたいなら①上下で5:5、スタイリッシュに仕上げたいなら②縦横で9:1
など、貼り分け方法にも基本的な理論が存在します。
※敷島住宅(株)城陽市モデルハウス
存在感を演出したり高級感を出したい場合は、外壁材を「前後」で組み合わせて、
さらに濃い色を前面に出すとアクセントになります。
※KMEW CGパースより
※KMEW CGパースより
2種類で比較してみると分かりやすいですよね。
このように貼り分けには、その建物の形に合ったテイストと比率が存在します。
「きれいな家」というのは全てにおいてバランスが良い・・・・。
人間もそうありたいなと思いますが、
自分らしいテイストの見つけ方は、色んな家を観察することから始まると思います。
これから打ち合わせが始まる方、これから家づくりを始める方に
参考になれば嬉しいなと思います。