こんにちは。広報担当の柿谷です。
今回はアフターPJの活動についてご紹介したいと思います!

 

敷島住宅では、日々の業務とは別にテーマ別プロジェクトチームを結成して様々な課題への対策や新しいことの創造などに励んでいます。
その中に、アフターPJというプロジェクトチームがありますが、このチームでは、カスタマーズセンターに寄せられた様々なご要望や修繕などアフターメンテナンスの履歴、ご入居後に頂いている住み心地に関するアンケートなどを参考に、商品の改善・改良を行っています。

 

その活動の中のひとつに「フィードバックシート」の作成と徹底というものがあります。
これは、施工の際のばらつきや現場で起きた問題の解決、各種検査項目等は最新のものをクリアできているかなどの詳細なども、細かくチェックして設計や建築の部署から現場で作業をしていただく大工さん他職人の方と共有するという目的でやっています。
今は木材のプレカットや工場で作って備え付けるだけ…のものが増えて品質も良く間違いのない施工がしやすくなっています。
その中でも人の手でつくるものに多少の差異がありますが、今までの履歴などから一番良い方法で統一することや、アフターメンテナンスで修繕や手直しに関するご依頼、問い合わせが多かったものの改善などもしています。

 

今回、技術関連の部署や現場で実際に施工をする職人さん以外にも、特にお客様と相対する販売スタッフなどにも同じ内容を周知することで、お客様がより安心してご入居、お住まい頂けるようなご説明をさせて頂けるように、報告会を行っています。

 

たとえば基礎工事の配筋の継手位置の再確認などはかなり前のものですが、基礎の施工をする業者の方にも必ず徹底するようにシートを共有します。
たとえば、ご入居後クロスが割れてきたという声の多かった場所の石膏ボードのジョイント部分には、ビスの増し打ちをしたり、範囲が大きいところには平鉄板を入れたりなど、起こりうるアフターメンテナンスにはあらかじめ対処してお渡しができるようにしています。
照明などの配線計画の際にも、感知器と照明、空調との位置関係に取決めを定めて誤作動が起こらないようにしています。

 

他にもリフォームでトイレに手すりをつけたい方が多ければ、下地だけは施工の段階から入れておくようにすれば、いざ手すりが必要になった時にはクロスをはがして下地を入れるなどの手間とお金をつかわずに、さっと取り付けができるなど将来のことも考えた施工をしたりなどなど。
項目は書ききれないくらいたくさんありますが、工夫できるところを見つけてはフィードバックシートに加えて、商品の質の向上をすすめています。

 

他にも「工事改善事例集」といって、過去施工の方法の改良をした箇所について、どんな問題があったのかや、その施工によって何が改善できたのかなどもすぐに閲覧できるようにまとめています。

 

幸い、敷島住宅の家をつくってくれる職人の皆様は「協友会」というチームで、研修や懇親会など、常にコミュニケーションがとれる距離で仕事をして頂いています。
こういった細かな点についても敷島住宅の理念や考え方と一緒に共有して、人の手でつくる、ぬくもりのある住宅でありながら、すべての住宅で品質の良さを追求できるよう、続けていきたいと思います。

 

守口本社研究室にて。 営業部や設計部、インテリアコーディネーターなど一同に集まって報告会を開きます。

守口本社研究室にて。
営業部や設計部、インテリアコーディネーターなど一同に集まって報告会を開きます。