こんにちは。カスタマーズセンターの森川です。
みなさま梅雨真っ只中、いかがお過ごしでしょうか。

猛暑だったり、豪雨だったりと、天気の入れ替わりにお疲れ出ていませんでしょうか。
暑いとシャワーだけで済ませがちですが、たまにはゆったり湯船に浸かったりして身体を労ってくださいね。

さて7月に入り京都の街中ではコンチキチンとお囃子が聞こえ始め、一気に祇園祭一色になりました。

7月1日から1ヶ月間、神事、祭礼が続き、見所の1つである山鉾巡行は前祭7/17、後祭7/24に行われます。このあたりに梅雨明けし、一気に夏らしくなるので、夏の明るさが待ち遠しくてわくわくします。

2021.7京都駅にて ミニチュア山鉾がマップ上に並んでいてかわいかったです。

昔、山鉾巡行を見に行ったとき、交差点で竹の上に水を撒いて車輪を滑らせ方向転換させる「辻回し」を初めて見てその迫力にびっくりしたのですが、それ以上にその鉾が釘を使わず縄を使って建てられ、また巡行が終われば直ちに解体、ばらされる様を見たときにはその手際の良さにも驚きました。職人技ですね。

目の前で組み上がっていく様は圧巻(左 長刀鉾) 装飾品も美しい(右2つ 北観音山)

また巡行前の道路では交通整理して封鎖したり、信号機や交通標識が当たって邪魔にならないようにぐいーっと回転させていたりする様子もこの時じゃないと見られない光景です。

山鉾巡行当日 四条河原町交差点の様子

日本三大祭りの1つにも数えられる祇園祭

平安時代、毎年のように流行した疫病を人々は疫神の祟りによるものと考え、疫病退散の神事を行ったことが始まりだそうです。祟りを鎮めるため、疫神を喜ばせようと徐々に現代のような豪華絢爛な祭りに発展していったようです。

疫病や穢れを祓うお祭りのため、幾多の戦乱、災難に見舞われ、中止に追いやられても、幾度となく町衆の熱意で復活させ、こうして続いてきました。数年前、連続中止から復活したとき、日常が戻ったとものすごくほっとしたのを覚えています。これからも大切に続いてほしいなと思います。

宵山期間(山鉾巡行前の3日間)、各山鉾の会所や授与所で授与される厄除けの粽(ちまき)は、数年前からオンラインでも手に入るようになり、ニュースでも話題になりました。

例年宵山期間はお目当てがあると真夏の最中、長蛇の列に朝から並んで大変でしたが、とっても助かります。もちろん祭りの雰囲気を味わいながら寄り道をしながら手にするのもまた格別ですよね。

(そして宵山期間、今年も出店しているであろう敷島住宅四条営業所にもぜひお立ち寄りいただければ幸いです。笑)

山鉾にはそれぞれ特色があり、御利益も厄除けだけでなく、安産や雷よけなど様々です。
御朱印も合わせて、いろいろ回ってみてはいかがでしょうか。

そして。今週末は七夕ですね。
今年は晴れますでしょうか。みなさまの願いが叶いますように。