こんにちは。広報担当の柿谷です。
シルバーウィークは毎日が適温で気持ちのいい日が続いて嬉しい限りですね。
道路の込み具合などを見ても行楽にでられる方が多いんだろうなぁという感じでちょっと流れが悪くなっていますね。

 

昨日、一昨日にモデルハウスの内覧をしていると、日差しがちょっと強くて、窓を見る機会が多かったんですけど、最近は吹き抜けや天窓、居室の高窓やかなり小さめの窓、細長い窓など様々な形状があって、それにあわせて、カーテンの種類や取り付け方もいろいろあるんだなぁと思ったので、今回はそんな中でも、比較的よく見る窓で、皆様がちょっと取り付けに悩んでしまいそうなものや、取り付け方にちょっとした工夫を凝らしているものなども含めて施行例をご紹介したいと思います。

 

普通の腰高の窓に付けるカーテン一つをとっても、よく見る一般的なレースなど透過性のあるものと厚手のドレープなどのセットからシェードやロールスクリーン、ブラインドなどなどもう名称を覚えられないくらいの種類があります。
その中から自分の好みや生活スタイル、その場所にあったカーテンを選ぶのは、ちょっと骨が折れるかもしれませんが、室内を自分好みの快適な空間にするには大切な要素です。

 

テレビの上などにもよく高窓を配置します。

テレビの上などにもよく高窓を配置します。

カーテンの付け方でちょっとイメージが付きにくいのが高窓のカーテンではないでしょうか。
隣地との関係だったりとか、家具の配置がしやすくなるだとか、場合によっては高窓の方が採光の面で有利だったりだとか、理由はいろいろありますが、最近はけっこう頻繁に高窓のある家を見かけます。
背の高い方にとっては開け閉めもお手の物。よく見る左右に開くタイプのカーテンでもそんなに苦労はしないかと思いますが、実は背が低めの私はカーテンの開け閉めは微妙に届かないんですね。しかも高窓ってだいたいが横長タイプ。腕を上にあげた状態だと可動域もちょっと狭くなるので、女性のほとんどの方は「開けにくい~」が本音だと思います。

 

そこでちょっと便利なのが、紐を操作するだけで簡単に開け閉めなどができるタイプのもの。
とってもシンプルなのはロールスクリーン。
開けててもすっきりだし、閉めてもきっちりとロールされているので、こちらもすっきり。
シンプルな感じがいいですね。

ロールスクリーンで開いている状態

ロールスクリーンで開いている状態

下ろしてみるとちょっと光が漏れていますが、下の方はピチッと止まっています

下ろしてみるとちょっと光が漏れていますが、下の方はピチッと止まっています

 

 

廊下などはなるべく通路の邪魔にならないように枠内に付けるのが良いと思います。

廊下などはなるべく通路の邪魔にならないように枠内に付けるのが良いと思います。

ロールスクリーンタイプは比較的安価なものが多くてご手頃。
シンプルなつくりなので小さな窓にもなじみがいい気がします。
廊下などはカーテンを付けない方もたくさんいらっしゃいますが、夏場の日差しをちょっと遮るくらいの感覚でつけたいなぁ…という方には枠内に取り付けてしまうのがいいと思います。
廊下の幅も取らず上げ下げも好きな高さでとめれて簡単で、…なによりお手頃価格!素晴らしいですね。

 

シェードタイプのカーテンだと、シンプルながら、レースなど透過性の高い生地とドレープとの二重掛けも出来ます。
生地も模様や柄の入ったものなど種類も豊富です。

カーテンを下ろした状態もきれいですね。

カーテンを下ろした状態もきれいですね。

レースだけ窓枠内におさめてしまうとシェード本体もあまり出っ張りませんね。

レースだけ窓枠内におさめてしまうとシェード本体もあまり出っ張りませんね。

 

シェードタイプのカーテンはちょっと優秀で、例えば縦長の窓で、ドレープを付けてもいいけどちょっと幅が狭めだしなぁ…みたいな時にもすっきりと見せてくれます。
開けた状態でも上にたまるので、なんとなくバランスがいいように感じます。

あけている状態もすっきりまとまっています。

あけている状態もすっきりまとまっています。

下ろしても大きく主張しないのでなじみますね。

下ろしても大きく主張しないのでなじみますね。

 

なるべくカーテンは開けておきたいけど、こんなにカワイイ柄なら下ろしたくなるかも…!

なるべくカーテンは開けておきたいけど、こんなにカワイイ柄なら下ろしたくなるかも…!

閉めた状態では一般的なカーテンみたいな「ひだ」がないのでシンプルですが、一枚の布がキレイに見えるので大柄の模様などが入った生地のカーテンが楽しめます。

 

レースを付ける場合ははツインシェードでも、レースだけカーテンレールに取り付けるのでも大丈夫。
ただ個人的には両方ともシェードタイプにしたときは、どちらの生地も開けた状態の、上のたぷたぷした感じにちょっと大きなボリュームを感じちゃいました。でもレースを開けるのは窓拭きの時くらいだしあまり気にならないかもしれないですね。

内側の一枚を下ろした状態だと一番すっきりシンプルに見える形だと思います。

内側の一枚を下ろした状態だと一番すっきりシンプルに見える形だと思います。

2枚ともシェードタイプだとちょっとたぷたぷ感がありますね。

2枚ともシェードタイプだとちょっとたぷたぷ感がありますね。

 

ブラインドでは、最近木製のものをよく見かけます。
スチールのものよりは、ちょーっとお値段高めみたいですが、とてもおしゃれですよね。
温かみもあるし高級感もある。
結構雰囲気が変わるので模様替えなんかにはぴったりです。

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開けた状態では一枚ずつが結構厚みがあるので、窓自体の高さがあるものだとちょっと上の方が詰まっちゃう感じがするかも…。

 

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個人的には、「リゾートチックなものといえばこのブラインド」っていうイメージです!

 

 

ガバッと一枚で覆ってしまってもいいですね。

ガバッと一枚で覆ってしまってもいいですね。

外観の意匠などで形を整えて窓を配置した場合、一枚ずつにカーテンを取り付けるのもちょっと面倒…。
そんな方は一枚のカーテンですべて覆ってしまうのもひとつの工夫です。
開け閉めも楽ですね。

 

よりゴージャスな空間をつくろうとするならば、カーテンの取り付け位置を変えることもあります。
この時に天井をちょっと掘り込んでその中に付けると高級感もあるし、光の漏れも少なくなります。実感としてはあまりかんじたことがないのですが、断熱においても効果があるみたいです。

 

天井が高くなったようなかんじがしますね。

天井が高くなったようなかんじがしますね。

天井から吊るしたりして窓より高さのあるカーテンを付けることもしばしば。
レールをちょっと上に取り付けるでもいいかもしれませんが、上から下までズドンとカーテンになっていると天井が高くなったような、ちょっとリッチな気分になれます。

 

レールのところに照明を仕込むと雰囲気も良い!

レールのところに照明を仕込むと雰囲気も良い!

カーテンボックスのところに照明を仕込むのも良いです。
リビングなどでこういったカーテンがあると友人が来た時にはここぞとばかりにスイッチをつけて雰囲気よく演出したいですね。

 

バーチカルブラインドというちょっと変わった種類。 角度調整などで光の量も調整できます。

金具やレールも見えないまっすぐな感じがかっこいい!

バーチカルブラインドというちょっと変わった種類のものをこの形でつけると、レールも見えないので、直線のシャープな感じがより強調されているように感じます。
光が透ける素材とそうでない素材を交互に入れて角度を調節することで、レースカーテンのような使い方も出来て意外と便利。
この画像みたいに横幅のある窓だと、右の方にチラッと見えている棒だけで開け閉めができるので、操作性の良さも兼ねてますね。

 

こちらのような天井などに仕込みの必要なカーテンのお取付をご希望される際は、建築が始まってしまってからだと不可能になってしまうこともありますので、事前に担当にご希望をお伝えくださいね。

 

今回は一部ではありますが、カーテンの種類をご紹介させて頂きましたが、少しでも新築で新しい生活をスタートされる方、模様替えをして雰囲気をかえようかと思っていらっしゃる方のご参考になれば幸いです。