こんにちは。広報担当の柿谷です。
さてさて、今年も昨年に引き続き、京都広告賞において、敷島住宅を題材にたくさんの方が応募をされました。
昨年は初めての協賛で、創作意欲も勢いもある若手クリエーターの皆様が、敷島住宅をどのように表現して頂けるか、今までの敷島住宅のプロモーションで、こちらが伝えたい思いは受け取って頂く方に届いているのかと、ちょっとした不安があったのを思い出しましたが、今年、最終の応募数をみると昨年より出品数も増えていて、興味を持っていただいた方がふえたんだなぁととてもうれしい想いです。
その中で学生の方が応募された「未来のお家を建てる」というタイトルのポスターがポスター部門において、協会推薦賞を受賞されました。
人生ゲームに「女の子が生まれた。敷島住宅で環境に優しい未来のお家を建てる。」という一コマがあって、懐かしの車に夫婦と娘のピンがのっているもの。
小さいころはスゴロクの進化版と思って、手元のお金に一喜一憂していただけで、億万長者になれる人がどれくらいいるかもわからず、家を買うことがどれだけ人生の彩になるのかも知らずにお金がいっぱいあれば勝ち!みたいなかんじでしたが、社会人になって、結婚や出産などの場面にもたくさん触れたり、成功も失敗も知ってからプレイすると一層深みのあるゲームなのかもしれませんね。
タイトルが「未来のお家を建てる」なので、これは小さな子供が遊んでいて、将来家を建てることをゲームの中で想像して、頭の中で家を建てているのかな?
他にもいろいろなことが起こりうる人生の中で、通り過ぎるひともいればこのコマで止まる人もいる。
そういった一期一会の大切さも感じたりするのですが、私はタイトルから見ると前者なのではないかなぁと思っています。
大人になって、実際に結婚した人がみる具体的な未来なのか、たくさんの可能性を秘めた子供がゲームの中でその可能性のひとつとして想像する未来なのか…。
「未来のお家」という表現が見る人にとっていろんなことを創造させるのではないでしょうか?
こういったクリエイティブな世界に触れると、人間の思考、想像力の限界のなさに改めて気付きます。
今年の作品はとてもカラフルで、彩のある作品だと感じましたが、そういえば昨年同じく協会推薦賞を受賞された作品も独特な色遣いが特徴の家で表現してくださっていて、敷島住宅に対して感じて頂いた感覚なのか、受賞されたお二人が住まいに対して感じられた感覚なのかは、今年の受賞者の方にはまだお話を伺えていないのでわかりませんが、住まいのカタチはそこに住む方の色に染まる、そんな感覚をお持ちなのかもしれませんね。