GOOD DESIGN AWARD2015
当社では、この受賞を契機により一層の研鑽に努め、経営理念である「生活者と地域に貢 献する新しい住文化の創造」を目指し努力してまいります。
- 1.隣居
- 同居でもなく別居でもない新しい家族の暮らし方を提供するビジネスモデル
- 2.他人組
- 若年大工と高齢大工のマッチングにより労働力確保と技能伝承を可能にする 支援システム
授賞概要
- 1.隣居
- 近年、親子・兄弟が隣同士で住む「隣居」という新しい暮らし方が注目され始めていま す。分譲住宅地を提供する当社ならではのノウハウを生かし、「隣居」という暮らし方を 様々な側面からサポートするサービスが、深化していく高齢化社会に寄与する新しいビジ ネスモデルとして評価されました。
- 2.他人組
- 熟練大工の大量退職や徒弟制度の衰退による労働力不足や伝統技能消失を防ぐため、当社 から若年大工とのマッチングを熟練大工に提案。2人1組で相互補完しながら現場を担当 する「他人組」という相互支援システムが、伝統的な技能の伝承を促進し、労働力不足の 解消を図るために有効な取組みとして高く評価されました。
GOOD DESIGN AWARD2014
1.断熱工法「NET ZERO住宅断熱工法」
2.断熱工法「未来の出来事への余地を残す都市型狭小住宅」
3.住宅分譲地「分譲地 "桜苑"」
授賞概要
- 1.断熱工法「NET ZERO住宅断熱工法」SDK1.6※1
- 住宅の年間の一次エネルギー消費量がネット(差引トータル)でゼロとなる、現時点で最高の断熱性能を備えた断熱工法。敷島住宅の断熱工法「SDK1.6」は、メンテナンスのための管理用通路や室内空間を犠牲にすることなくQ値1.6※2を実現するとともに、住む人の健康と快適さを提供する点が評価されました。
- ●室内寸法は従来と変更無し
- ●充填+外張のW断熱でQ値1.6※2を実現
- ●管理通路をマイナス45mmに抑え最低寸法を確保
- ※1:SDK1.6とは…敷島断熱工法Q値1.6 ※2:Q値1.6とは……住宅の断熱性能を表す数値
- 2.断熱工法「未来の出来事への余地を残す都市型狭小住宅」
- 敷島住宅の都市型狭小住宅は「SDK1.6」採用により、室内空間や管理用通路を犠牲にすることなく最高の断熱性能を実現。さらに将来の性能基準の変更や、新しい未知の生活インフラに対して、容易に対応可能な"未来のための"余剰空間を装備した事が、新しいサービスシステムとして評価されました。
- ●Q値1.6でも室内寸法は従来と同じ
- ●未来の為の壁内スペースを確保
- ●将来の性能基準の変更や未知のインフラに対応
- 3.住宅分譲地「分譲地 "桜苑"」
- 敷島住宅では創業以来、伝統集落(旧集落)に寄り添う形で小規模住宅地開発を積み重ねてきました。「桜苑」とは固有の住宅地の名称ではなく、そのような伝統集落寄添型モデルの小規模住宅地のシリーズ名です。既存の伝統集落との新たなコミュニティー創出が期待できる「小規模分譲地開発」は街全体で世代構成の多様化が図れる点が大きな特長です。新旧住民の交流により、その地域に受け継がれてきた歴史や伝統を後世に伝えて行ける持続可能な街づくりのモデルとして評価されました。
- グッドデザイン賞とは…
- グッドデザイン賞は、1957年にスタートした通商産業省の「グッドデザイン商品選定制度」がその始まりで、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。グッドデザイン賞は、家電やクルマなどの工業製品から、住宅や建築物、各種のサービスやソフトウェア、パブリックリレーションや地域づくりなどのコミュニケーション、ビジネスモデルや研究開発など、有形無形を問わず、人によって生み出されるあらゆるものや活動を対象としています。単に美しさを競うのではなく、そのデザインが暮らしや社会を豊かにし産業の発展につながること、デザインの効果・効用という視点から評価されています。